基準

学資保険と個人積立とではどっちがお得?

子供ができた時、「まずは学資保険の加入を考えなさい」と親から言われた経験はありませんか?
もし、あなたが生まれた時期が昭和50年から60年くらいでしたら、学資保険の加入を勧める親は少なくないかもしれません。
それはなぜかと言うと、当時の学資保険の予定利率は6%近くあり、満期時に受け取ることのできる金額が、実際に支払った金額の倍以上になるケースが珍しくなかったからです。

では、現在の予定利率はどのくらいなのかと言うと、1〜1.5%程度が平均です。
親世代と同額の保険料を支払ったとしても、現在の利率では、満期時にそれほど多く受け取ることはできないのです。
このことから、学資保険にわざわざ加入をせずに、自ら自動積立定期預金などで積み立てた方が良いと考える人もいるようですが、実際のところはどちらがお得なのでしょうか?

まず、双方のメリット、デメリットを比べて見ましょう。
自ら定期預金などで積み立てた場合のメリットは、必要な時に必要なお金を下ろすことができることです。
学資保険の場合は、満期時に一度に保険金を受け取ることのできるタイプと、一時金して何度かに分けて受け取ることのできるタイプがありますが、受け取ることのできる時期がある程度決まっているため、いつでも保険金を下ろして使用できるわけではありません。

ただ、いつでもお金を下ろすことができると、ついつい頻繁に下ろしてしまい、なかなかお金を貯めることができない可能性もあるため、自分でしっかりと運用することができなければデメリットとなる場合もあります。
また、定期預金は、途中で解約をした場合に、利息が戻らないか下がる場合はあっても、返金額が元金を下回ることはありませんが、学資保険を途中で解約した場合は、解約時期によっては、支払った金額が戻ってこない可能性があります。
また、定期預金は、金利が変動する可能性がありますが、学資保険は基本的には固定金利になっているため、加入時から金利が変わることはありません。

金利が下がった場合を考えると学資保険の方が有利ですが、今後は金利が上がる可能性の方が高いため、その点を考えると、定期預金を利用して貯蓄を行った方が有利と言えるでしょう。
ここまで、話を聞くと自ら定期預金などで積み立てた方が良いように感じますが、必ずしもそうとは言えません。
学資保険は、万が一契約者である親が死亡をした場合に、その後の保険料は支払わずに、予定通り、一時金や満期保険金を受け取ることができます。

しかし、自ら定期預金などで積み立てた場合は、親が死亡したとしても、そのまま預金を続けなければ貯めることはできないのです。
また、学資保険の場合、保険者の名前と被保険者である子供の名前が保険証券に記されているため、子供が増えた場合も管理がしやすく、その子のためだけにお金を積み立てることができますが、定期預金などで積み立てた場合は、マイカー資金やマイホーム資金と一緒に貯蓄をする場合が多いため、子供のための貯蓄という意識が低く、結果的に目標金額を貯めることができないケースが多いのです。
自ら定期預金などで積み立てた場合も、学資保険で積み立てた場合も、それぞれ、メリット、デメリットがありますが、子供のために貯蓄することを一番の目的と考えた場合には、学資保険に加入をした方が確実に貯めることができると言えるでしょう。
マイルやポイントが貯まるので、学資保険の支払いはクレジットカードがおすすめです。

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